アイ.アム.ドイツゲームギーク

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部長のボードゲームレビュー! W.クラマー&M.キースリングの【ペッパー】

部長がおすすめするボードゲーム/カードゲームを紹介! 第3弾は【ペッパー】

ペッパー

部長のおすすめカードゲーム

部長のおすすめレビュー とは?

部長の持論になるが、♜ボードゲームは卓を囲むメンバーの性格や経験値によって面白さが変化するものだと思っている。

そんな部長何度も遊んで面白いと評価したボードゲーム/カードゲームを厳選。

ルールや注意点に拡張ゲーム、勝利するための鍵もレビューしていく。

珍しくて面白いボードゲームを探している人、末永く遊べる面白いボードゲームを探している人、難易度の高い遊びごたえのある面白いボードゲームを探している人は参考にどうぞ。

部長のおすすめレビュー第3弾は【ペッパー】!

ペッパー

ペッパー *1
ボードゲームデータ
  • 1998年. 作品
  • デザイナー ▶ 👥W.クラマー & M.キースリング
  • 小箱カードゲーム
  • プレイ人数 ▶ 3~9人用
  • 日本語版がテンデイズゲームズから発売済み。

tendaysgames.shop

ドイツ部データ
  • 通算41プレイ
  • 内訳 3 / 4 / 5 / 6 / 8 人 ➡ 8 / 25 / 5 / 2 / 1 プレイ
  • 遊んだことのあるメンバー 23人
  • 部長の勝率 41%
  • 部長の平均スコア -12.37vp

Board Game Stats

【ペッパー】のプレイデータ

「ドイツ部」では、かなりたくさんのメンバーたちに触れてもらったことのあるカードーゲーム。

ときどきメンバーの紹介でゲスト参戦する、ボードゲーム未経験者にも おすすめしてきた定番ゲームだ。

評判も良くて評価もそれなりに高いが、中には遊びすぎてイップスになったメンバーもいるほど(笑)。

ペッパーってどんなゲーム?

ペッパー

プレイ風景
ざっくりルール

カードは6色、それぞれ1~18までの数字があって、計108枚のカードで構成。

※ プレイヤー数によって使用枚数は変動する。

手札を均等に配って、各自「1」のカードは手元に公開してからゲームスタート。

システムは、トリックテイキングのマストフォローが採用されている。

親から順にカードを1枚ずつプレイ。親が切ったスートに従ってカードを出していかなければならないのがマストフォローだ。

もちろんリードスートを持っていない場合は「持ってない」と宣言して、ほかのカードを出してよい。

1巡したら、親のリードカラーの中で一番大きな数字をプレイした人がトリックを獲得し、次ターンの親になる。

なんてことのないルールだが、すべてのスートに存在する「1」のカード(以下、ペッパー)が大きな意味を持っている。

基本、獲得したカードは除外していくが、このペッパーは獲得しても手元に公開したままになる。しかもリユースできるため、所持しているプレイヤーが可能なタイミングで出してよい。

さて勝利方法だが、このゲーム、トリックを獲得しても加点にはならない。

ゲーム終了時、手元に残ったペッパーは1枚 -2vp

さらに手札と獲得したカードにある、ペッパーと同じスートは1枚 -1vp としてマイナス点のペナルティを受ける。

ペッパー

ゲーム終了時。得点計算中。

だれかの手札が尽きたらゲーム終了。

5ゲーム1セット*2で、よりマイナス点を抑えたプレイヤーの勝ちとなる。

注意ポイント

エンドトリガーだが、だれかの手札が尽きたらゲーム終了になる点に注意!

要するに手元のペッパーは手札には含まれていないため、手元のペッパーを処理できないまま終わってしまう可能性がある。

また、ペッパーリユースされるため、みんなの手札が均等に減っていかないことも覚えておこう。

勝利への鍵

トリックに勝つことを恐れてはいけない

このゲームでは、取ったカードが 1vp にも加点されない。

むしろ不発弾と同じで、取ったカードがいつ起爆するかわからないわけだから、あまりトリックに勝ちたくない。

それとは裏腹に、親になって早めに自分に都合の悪いカード(大きい数字や偏ったスート)を出すことも必要になってくる。

カードは取りたくないが、親になるにはトリックに勝つしかない。

このリスクを恐れないことが勝利への鍵となるだろう。

自分の手札が整っていれば、たとえペッパーを押し付けられても対処できるはずだ。

ペッパー

ペッパーを押し付けるタイミングを急いてはいけない。まずは手札を整えよう。

まとめ・総評

部長がおすすめするボードゲームやカードゲームは、どれもソロプレイ感は弱く、インタラクションが強めなのが多いかもしれない。

このペッパーもそのひとつ。

プレイヤー同士の思惑がぶつかり合って、ピリリと辛い展開を生み出してくれる。

興味があれば、ぜひとも遊んでほしいカードゲーム。

 

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*1:BGGから引用

*2:「ドイツ部」ヴァリアントルール。3人は3ゲーム、4人は4ゲーム、5人以上は5ゲーム、に設定するのが おすすめ!