部長のおすすめボードゲーム/カードゲームを紹介! 第28弾は【クロッシング・オーシャン】
部長のおすすめレビューとは?
部長の持論になるが、♜ボードゲームは卓を囲むメンバーの性格や経験値によって面白さが変化するものだと思っている。
そんな部長が何度も遊んで面白いと評価したボードゲーム/カードゲームを厳選。
ルールや注意点に拡張ゲーム、勝利するための鍵もレビューしていく。
珍しくて面白いボードゲームを探している人、末永く遊べる面白いボードゲームを探している人、難易度の高い遊びごたえのある面白いボードゲームを探している人は参考にどうぞ。
部長のおすすめレビュー第28弾は【クロッシング・オーシャン】!
ボードゲームデータ
- 2022年, 作品
- デザイナー ▶ 👤M.ゲルツ
- 中量級ボードゲーム
- プレイ人数 ▶ 2~4人用
- バネストより🇯🇵日本語訳付きで取り扱っていた。
- アップグレードキット*2が発売されている。🇯🇵国内未流通。
ドイツ部データ
- 通算 3プレイ
- 内訳 2 / 3 人 ▶ 2 / 1 プレイ
- 遊んだことのあるメンバー 5人
- 部長の勝率 100%
- 部長の平均スコア 137.67vp
まだ開封して間もないが、🎮ドイツ部メンバーたちの評判も良く「2023,🔥HOTなボドゲ」であろう香りがするので、早々に✍レビューしておく。
⏰プレイ時間は70~90分ほど。プレイヤー数に影響されないと思う。
ほどよい運要素を含んでいるが戦略性の高いゲーム。📄ルールは覚えやすいが簡単ではない。
クロッシング・オーシャンって どんなゲーム?
ざっくりルール
プレイヤーは🚢蒸気船会社を経営し、輸送で利益を上げていく。
その売上でさらに🚢ハイスペックな蒸気船を購入し、その蒸気船で輸送し、、をくり返す。交易所を⚓港に建設することでマーカーが手に入り、そのマーカーで自身が所有する🚢蒸気船の価値を高めることを目指す。
セットアップでは、メインボードを好きな面で使用。
年代[0]の蒸気船を各プレイヤーへランダムに配り、🚢年代の古い船を受け取ったプレイヤーから手番順が決定する。
配られなかった🚢年代[0]の蒸気船をドックに並べ、🎪ディスプレイには🚢年代[1]の蒸気船を補充していく。
スタPから順に、🌊指定された海域の⛵帆船に船長コマを置き、💷150 を受け取ってゲームスタート。
手番には次の3ステップを実行していく。
最初のステップとして、手持ちの🚢船タイルを1枚だけ、任意のエリアに配備できる。
この船は🌊その海域にある、いちばん古い船よりも新しくなければならない。
または契約書トークンを1枚獲得できる。
この契約書トークンだが、次のステップで任意の枚数を消費することで以下のことが実行できる。
- 石炭1つを船に搭載。
- 💷20 得る。
- ロンデルのワーカーを任意のスペースへ移動。
- 交易所を建てて、交易マーカーを獲得。
※「交易所を建てる」は、契約書チップを2枚消費する💡 ほか3つは1枚で実行できる。
それを済ませたら、最後のステップでメインアクションを実行だ。
メインアクションには🎯ロンデル*3を使う。
メインアクションは次の7種類。
- Ships (船の購入)
- Coal (石炭を搭載)
- Fleet (すべての船を輸送)
- Region (1つの海域から輸送)
- Cargo (重量に応じた収入)
- Blue Riband (🎀ブルーリボンを獲得)
- House (交易所の建設)
「Ships」では一度に3枚までの🚢蒸気船/本社タイルを購入できる。対象は🎪ディスプレイ、もしくはドックにある蒸気船/本社タイルだ。
🚢蒸気船には「コスト・製造年・売上・速さ・重さ」が記載されている。
購入後、3枚のタイルを山札から補充する。このとき🎪ディスプレイから溢れた蒸気船はドックへ移され、ドックにある蒸気船はゲームから除外される。
蒸気船/本社タイルを購入すると対応する旗チップがもらえ、これがゲーム終了時の決算で必要になる。
「Coal」では石炭庫マーカーを購入でき、さらに配備されている自分の船に石炭を搭載できる。
石炭は1隻に3つまで。この石炭を1つ消費しないと輸送できないのだ。
「Fleet」では配備されている自分の船をすべて輸送。記載された「売上」の合計額が得られる。
「Region」では🌊1つの海域を指定し、そこにあるすべての船を輸送。「売上」の合計額が得られるが、ライバルの船だとライバルの収入になる。
このとき🌊その海域の⚓港に建ててある自分の交易所 × 💷30 がボーナスでもらえるぞ♫
「Cargo」は1隻を指定して輸送。その🚢蒸気船の「重さ ÷ 100」が収入となる。
「Blue Riband」は🌊北大西洋にある🚢蒸気船を輸送。その船が🌊北大西洋において最高速の船であれば2倍の売上額がもらえる。(最高速タイであれば石炭を2つ消費することになる。)
「House」は、自分の船を1隻輸送して売上額を得る。そして輸送した船がある⚓港に交易所を建設できる。⚓その港に すでにライバルの交易所があれば、そのプレイヤーに💷30を支払うよ⚠
その後、任意の交易マーカーを1枚購入して個人ボードに配置できるのだ。
この個人ボードをマーカーで埋めていくのだが、埋まった列が対応する旗チップの🚩スコアになる。
タイルの山札が尽きたら🔫エンドトリガーが引かれる。
最後手番プレイヤーまでターンを進め、その後全員で3ターンを過ごしたらゲーム終了だ。
💷お金・船長コマ・交易所を換算し、旗チップの🚩スコアを加算。
より多くの勝利点を稼いだプレイヤーの勝ちとなる🏆。
「ドイツ部」ヴァリアントルール
こちらは📡ネットにて👤ゲルツ本人が推奨してたヴァリアントルール。
言わば📄上級ルールといった具合になる。
- 交易所を建設するとき、⚓同じ港で すでに交易所を建てているプレイヤーに💷50 を支払う。
- 個人ボードに記載されたマーカー購入額を、💷30-60-90 から 💷50-100-150 に変更。
これら2点を採用することで、さらにシビアな展開になる。
📄基本ルールがもの足りないと感じている人には🌶スパイスとして採用してみるといい。
注意ポイント
- 交易所が不足したとき「交易所は無限にあるもの」として なにかで代用できる。
- 購入/獲得しようしてるマーカーが満タンであれば、所有数が少ないマーカーを購入/獲得できる。(🎀ブルーリボンを除く)
――📄これらルールを忘れてしまいがちなので注意しよう!
※ ちなみに石炭コマも無限、船長コマは有限、旗チップは不足する心配がいらない。
勝利への鍵
契約書トークンは交易所のために
毎ターンすこしずつ手に入れることができる契約書トークンだが、🎯ロンデルの煩わしさもあって適当に消費しちゃうが、契約書トークンは しっかり貯めて交易所の建設に役立てよう。
💷収入ボーナスに一役買ってくれるのが交易所だ。上手に🌊海域を制すれば「Region」で高収入が期待できるし、決算時に3vpに換算されるのも大きい。
また、先取りのメリットもあるため、悠長に構えていると⚓港を制圧されて建設する意欲をそがれてしまう。
そうなると収入にも影響して悪循環だ。
序盤にしっかりと基盤を作るためにも、契約書トークンは交易所のために活用したほうが良い。
まとめ・総評
👤M.ゲルツが【トランスアトランティック】を発表してから、5年の歳月を経てリニューアルしたボードゲーム。
📅費やした歳月は無駄じゃない!
プロトタイプでは「トランスアトランティック2」と題していたが、洗練されて、こちらが完成品と言ってもいいんじゃないか?ww
部長個人の評価としても、【クロッシング・オーシャン】のほうが楽しい👏
🎯ロンデルのほうが好きなのかな?
🌊エリアコントロールのインタラクションが濃くなったから面白いのかな?
【トランスアトランティック】で離れてしまった👤ゲルツファンには、ぜひとも戻ってきていただきプレイしてみてほしい。
以上、部長のボードゲームレビューでした!
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