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部長のボードゲーム研究レポート/ BGAで【テラミスティカ】: ランプの精を研究

ボードゲームアリーナ(BGA)にて【テラミスティカ】のファン拡張を試遊してみた。Part.4

ボードゲーム研究レポート

【テラミスティカ】ファン拡張に関する研究結果

Overview

ボードゲームアリーナ(BGA)で遊べる有料コンテンツに、β版のテラミスティカ・ファン拡張がある。

まだ世間に流通していないサンプリングを試遊できるわけで、BGAの中でもかなり価値のあるゲームだと思っている。

今回はそのファン拡張の種族から«ランプの精»を選択して遊んだレポートを綴っていく。

ランプの精、能力

カラーは黄色。

🔍以前の研究レポートで紹介した«アーキビスト»の裏面ってことかな。

«ランプの精»の基本能力は、セットアップ時に魔法のランプを3つ所持する。

アクション時に魔法のランプを1つ消費すると、自分の教団トラックを2本選び、それらマーカー2つを交換することができる。

テラミスティカ・ファン拡張

教団トラック2本のマーカーを交換。これをゲーム中3回まで実行できる。

これを有利に活かせば、ラウンド終了時の教団ボーナスの恩恵に困らない。

気を付けなきゃならないのが、教団トラック「10」は先着1名なので ライバルに先を越されている場合はマーカーを移動できない。

砦を建設後は 毎ラウンドの収入で4マナ回復するのと、パスするたびに教団トラックに派遣した自分の司祭コマ1体につき1vpがもらえるようになる。

研究レポート

4回目となる今回も、対戦メンバー全員がエキスパートばかりが参加。

ファン拡張を含めて遊ぶとなると、もはやエキスパート以上しか興味を持ってくれないのだろうか?

セットアップ

セットアップは次の通り。

4人プレイ。🗺改定基本マップ。🎲ミニ拡張 & ファン拡張を投入。

  • ランプの精 (部長)
  • ゴブリン
  • 覚者
  • エンジニア

テラミスティカ・ファン拡張

キャラクター選択
1ラウンド目

テラミスティカ・ファン拡張

初期配置

部長は1番手。ボーナスタイルは「💰4コイン & 教団トラック+1」を選択。

最初に任意の教団トラックを2つ進められるので、土の教団を選択。

2ラウンド目終了時の教団ボーナスを狙っていく予定。

レポートの内容としては、魔法のランプを駆使してボーナスを狙ったら どのくらい🚩スコアを稼げるのか研究/検証したい。

まずはラウンドの指針に沿って神殿を建てて、恩恵タイルは「土1」を獲得した。

「土1」は即座にソルドアウト。

«覚者»は神殿よりもを建設させて、マナをブン回す作戦へ。

さっそくマナを使って司祭を獲得し、それを教団へ派遣してトラックを進めまくっていた。

 

2ラウンド目

テラミスティカ・ファン拡張

2ラウンド目 開始時。

土の教団を「7」まで進めたので、とりあえずコインには困らないはず。

「スコップを使うたびに2vp」だったので、ここは思い切って町へと発展させる準備に取り掛かる(。-`ω-)

ボーナスタイルのスコップと、6マナでスコップ2つを使って地形をテラフォームさせた。

テラミスティカ・ファン拡張

ちょっと無茶したかな? でも町を広げたいし

一方ライバルたちは 2ラウンド目で船舶レベルを上げてきた。

すでに入植地の拡大を狙っての下準備の様子。

«ゴブリン»は⛵船舶レベル2。«エンジニア»と«覚者»は⛵船舶レベル1へと進歩。

 

3ラウンド目

テラミスティカ・ファン拡張

3ラウンド目 開始時

部長神殿から聖域に改築。

恩恵タイルの「火2」を獲得してさっそく町へと発展!

しかし、その前に魔法のランプを使って火⇔土を入れ替えておく。

恩恵タイルを獲得したとき、火の教団トラックが「9」まで到達。そのまま町タイルすべての教団を+1して、そのまま「10」へとカンストさせた。

ラウンドボーナスで労働者を5つ手に入れる。

«覚者»は町を2ヶ所で発展させる様子だが、«ゴブリン»と«エンジニア»は入植地を増やすことに注力していた。

 

4ラウンド目

いまだ町へと発展させたのは部長のみ。

このまま2つ目の町の建設へと乗り出しておきたい。

テラミスティカ・ファン拡張

4ラウンド目 開始時。北上して入植地を拡大させようか。

 

ラウンドの指針が「交易所へと改築するたび3vp」。

ここにきて«ゴブリン»が恩恵タイル「水1」との相乗効果で交易所へとたくさん改築させていく。

一気にスコアは90vpを超えてきて、部長と«エンジニア»に並ぶ。

部長はコインが足りなくなってきて、マナでなんとか補填する。

魔法のランプを使って火⇔水の入れ替えも忘れてない。

 

5ラウンド目

テラミスティカ・ファン拡張

4ラウンド目の教団ボーナス(スコップ)で町の建設予定地に。
あとは矢印に向かって入植地を展開していくつもり。

ラウンドボーナスのスコップで、町の予定地が完成。

あとは町と並行して入植地を拡大させたいのだが、ぜんぜん進んでいない教団トラックが気になる(;^_^A

すこしプレッシャーもかけたいので、水⇔土を入れ替えて、恩恵タイルの「水2」「水3」を獲得。

これが有効策だったか不安💦

結局、水の教団トラック「10」を«ゴブリン»に奪われてしまう。

魔法のランプも使い切り、神殿のためにコインも枯渇している。

ここは最終ラウンドまで待たずに2つ目の町へと発展。

町タイルで6コインを獲得したが、⛵船舶レベルを上げるために使った。

 

6ラウンド目

テラミスティカ・ファン拡張

6ラウンド目 開始時。すでに入植地の拡大にも限界が見えてるか?

5ラウンド目に💰コインを浪費したのが痛かった💦

🎪拠点の数も1つしか残っておらず、入植地を増やすにも、交易所に改築して拠点コマを回収する必要があったからだ。

そのための💰資金が捻出できず、ほぼなにも出来ないままパスすることに。

 

GAME END

テラミスティカ・ファン拡張

ゲーム終了時。

ゲーム終了。

最終決算は、エンドボーナスが両方とも3位の結果に🌌Σ(゚д゚lll)ガーン

🥇ゴブリン (178vp)

🥈覚者 (161vp)

🥉ランプの精 (135vp)

💔エンジニア (132vp)

 

研究結果・まとめ

ゲーム途中で教団トラックに👀目が眩んだのが反省点。

しかし、教団トラックを無視したとて挽回できる点差だとは思えないのも本音。

🔍研究してみて分かったことは、魔法のランプはラウンドボーナスをもらうことを優先するだけで、教団トラックの首位を狙う手段ではないことが判明した。

つまり、ラウンドボーナスが魅力的じゃないと あまり強さを発揮できないと思う。

よく考えてみると、強いプレイヤーはほかの種族でもちゃんと教団ボーナスも器用に獲得してるもんな。

セットアップで並んだラウンドボーナスを見て、順番も含め戦略的に活かせそうと判断できるなら扱ってもいい種族。

でなきゃビミョーかな。

(゜.゜)うーん、砦を改築してアンロックされる能力も、そんなに魅力的じゃないんだよな。

もし«ランプの精»を再度🔍研究することがあれば、この記事に追記して報告します!

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👇いままでの【テラミスティカ】研究レポートはコチラをチェック🔍

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