部長のおすすめボードゲーム/カードゲームを紹介! 第13弾は【おろかな牛】
部長のおすすめレビューとは?
部長の持論になるが、♜ボードゲームは卓を囲むメンバーの性格や経験値によって面白さが変化するものだと思っている。
そんな部長が何度も遊んで面白いと評価したボードゲーム/カードゲームを厳選。
ルールや注意点に拡張ゲーム、勝利するための鍵もレビューしていく。
珍しくて面白いボードゲームを探している人、末永く遊べる面白いボードゲームを探している人、難易度の高い遊びごたえのある面白いボードゲームを探している人は参考にどうぞ。
部長のおすすめレビュー第13弾は【おろかな牛】!
ボードゲームデータ
- 2018年.作品
- デザイナー ▶ F.ラッキー
- 軽量級カードゲーム
- プレイ人数 ▶ 3~6人用
- 日本語版がバネストより発売済み
ドイツ部データ
- 通算31プレイ
- 内訳 3 / 4 人 ▶ 29 / 2 プレイ
- 遊んだことのあるメンバー 10人
- 部長の勝率 29%
- 部長の平均スコア -21.77vp
オーソドックスなルールの中に些細な駆け引きが散りばめられてて 部長には高評価✨
そして、実家で親戚が集まるときに広げる回数が多いカードゲーム。
プレイ時間も10~15分で決着するし、テンポも良くて従兄弟たちにもウケがいい。
ただね、ほんとに勝てないね、このカードゲーム。
👆データにはドイツ部でのAverage winningが -13.5vpとあるが、正直ハイスコアだと思う(゚д゚)!
まっ、勝てないから楽しいってのも一理あるかな haha(´▽`*)
おろかな牛ってどんなゲーム?
ざっくりルール
羊・豚・馬・牛. のカードがそれぞれ18枚ずつ。これをシャッフルし、各プレイヤーに9枚ずつ配り手札に持っててもらう。
次にお邪魔カードの羊・豚・馬・牛.のカードをテーブルにラウンド別(1~3)にしてテーブル脇に用意。
あと-4vp. -2vp.のカードを それぞれ山札にして用意しておく。
そのラウンド開始時、ラウンド数に等しいお邪魔カードを中央に用意。
親を決めて時計回りに進行していく。
自分の手番には
- 動物カードを1枚出す。
- 同じ動物カードを2枚出す。
- パスをする。
これら3つから1つを実行する。
1枚だけ出したとき、動物カードによって それぞれ効果が発動する。
羊は なにも起こらない。
豚は 次のプレイヤーが山札、もしくは捨て札のいちばん上から1枚ドローする。
馬は 各プレイヤー手札を1枚選択し、裏向きにして時計回りにトレードする。
牛は 自分が山札から1枚ドローする。
これら動物カードはペアで出すと効果が異なり、左隣のプレイヤーへ対応するお邪魔カードをスライドさせることになる。
スライドというのが肝。最初にプレイしたときは、ペアを出した左隣のプレイヤーがお邪魔カードを受け取るのだが、すでにお邪魔カードが流通しているときに だれかがペアを出すと、手元にお邪魔カードを持っているプレイヤーが自分の左隣に渡すことになる。
ちなみにお邪魔カードは手元にすべて公開されているので、だれが何を抱えているかは一目瞭然なのだ👀
パスを宣言すると、山札から1枚ドローして手番を終了する。
手番をじゅんぐりと繰り返し、先にだれかの手札が尽きたら即座にラウンド終了。
手元にあるお邪魔カードは、数字をマイナスポイントとして計算。
さらに最多で手札を残したプレイヤーは -4vpのカードを受け取り、次に手札が多いプレイヤーは -2vpのカードを受け取って次のラウンドの準備に移る。
※ 最多で手札を残したプレイヤーが複数人いる場合は、該当者全員が -2vpのカードを受け取るだけになる。
3ラウンド過ごし、より失点のすくないプレイヤーの勝ちとなる。
注意ポイント
🐖動物カードにはイラストだけが描かれていてサマリーもないため、動物の効果がわかりづらい点に注意しよう。
🔰初プレイの人は「あれ?この動物はどういう効果だっけ?」と確認することが多いはず(;^_^A
可能であれば、持ち主はサマリーを人数分用意してあげたほうが親切かもしれない。
もちろん身内で遊ぶなら毎度訊かれても都度説明してあげればいいだろうけど、オープン会など見知らぬ人と遊ぶときは その点を配慮してあげたほうがいいだろう。
勝利への鍵
ゴーアウトすることが目的だ!
ルールでも触れたように、このカードゲームは「ゴーアウト系」といって だれかの手札が尽きたらラウンド終了となる。
つまりアガることが目的なのだ。
そして手札が残ったプレイヤーにはその条件に従って💔ペナルティが課せられるわけだが、プレイヤーは💔このペナルティよりも🐄お邪魔カードによる失点を恐る傾向にある。
後半になると🐖お邪魔カードによる失点のレートも上がるため、余計に「アガることにメリットはあるの?」と考えてしまうはずだ。
しかし意外と防戦一方になると悪い流れを引き寄せてしまうこともあるよ💦
パスを多用して手札を強化するよりも、まずは目的に向かってアガることを優先してみよう♫
まとめ・総評
突出したポイントは無いんだけど、安定した面白さがある。
ゴーアウト系なんだけど、思考がゲームの目的から ややズレるように作られてるのも評価したい👍
それがすなわち駆け引きってやつだ。
📜ルールを知った時点で「ベスト人数は3.4人かな」と、なんとなく見当をつけたため5人以上では遊んだことがない。
どうなんだろ? おそらく部長の勘は外れてないと思うんだけどな(^o^)
もし5人以上で遊ぶ機会があれば、その感想もこちらに追記したいと思います♪
*1:BGGより引用