ボードゲームアリーナ(BGA)にて、【テラミスティカ】のファン拡張を試遊してみた
Overview
ボードゲームアリーナ(BGA)で遊べる有料コンテンツに、β版のテラミスティカ・ファン拡張がある。
まだ世間に流通していないサンプリングを試遊できるわけで、BGAの中でもかなり価値のあるゲームだと思っている。
今回はそのファン拡張の種族から「ワームの子供」を選択して遊んだレポートを綴っていく。
ワームの子・能力
カラーは黒。
基本能力は、ライバルが隣接して建築してきたときに影響する。
マナ回復には勝利点を支払うわけだが、本来の支払いよりも 1vp 少なくて済む。
砦を建ててアンロックする能力は、1ラウンドに1回だけ発動できる。
それは、マナマーカーを2つまで除外して、自身の建物に直接隣接する河川 1スペースにそのマーカーを1つ配置。
以降、マーカーのある河川は省略されて影響を受けるようになる。
☝例えの図。この白丸のスペースにライバルが建築したら、ワームの子は 3vp 支払って 5マナ 回復が可能だ。
ちなみに砦を建てると即座に 4マナがホルダーⅢに補充される。(ただし計12マナは超過しない)
セットアップ
4人プレイ。🗺基本改定マップ。🎲氷と炎 & ミニ拡張 & ファン拡張 を投入
レビュー
1ラウンド目
部長は4番手。
東のエリアにぽつねんとある🎪拠点を、今後どのように成長させていこうか。
能力を存分に発揮させたいので、ライバルへ積極的に絡んでいこうと思う。
どうやら ほかのプレイヤーは「ワームの子供」を経験済みなのか? しれーっとメタを張ってきた気がしないでもないような(-_-;)
「チェンジリング」は初対面なのだが、どうやら3つのカラーコンポーネントを操っていく様子。
2ラウンド目
2ラウンド目の条件が神殿を建てると 4vp だったので、中央の交易所を神殿に改築。
恩恵マーカーは「🎪拠点を1つ建てるたびに 2vp」を選択した。
ラウンドタイルで 「⛵船舶レベル +1」を活かして、中央をそのまま発展させていこうと躍起になる。
ワームの子の能力を活かしていくのが狙いなので、多少強引でもやむを得まい。
3ラウンド目
☝これを見て出遅れてると思うなら、アナタは経験者。
私自身も、なんか下手っぴだなと思って進めている。
「I'm a little rusty.(腕がなまってる)」とコメントすると、「Join the club.(ドンマイ)」と優男からリプライがあった。このやり取り、スクショして発表すべきだったな。
さて、3ラウンド目は⛵船舶レベルを向上させるだけに費やす。
もう暗雲ばかり立ち込めているw
4ラウンド目
ここからやっと砦に着手していく。ラウンド条件に町に発展させれば 5vp とあるが、もはやこのラウンドでは間に合わない。
「チェンジリング」は かなりのびのび発展できてるので扱いやすいのかもしれない。
警戒はしているんだけど、トリッキーすぎて未来を想像できないでいる💦
5ラウンド目
やっとリソース管理に悩まなくなってきた感じ。
とはいえ教団は「チェンジリング」の首位を許してしまっているのも問題か。
ワームの子の能力でマーカーを河川に敷いて、やっと町が完成。
この勢いで南西にも領土を広げようと思ったが、ちゃっかり「チェンジリング」に押さえられてしまって断念することに。
6ラウンド目
いまさらながら、⛵船舶レベルをMAXにするのであればマーカーを敷いて中央から北上するのもアリだった。
恩恵タイルの「交易所を建てるたびに 3vp」を、一手先に「チェンジリング」に取られてしまいソルドアウト。
計画を変更して神殿と聖域で恩恵タイルを集め、土・水の教団でトップを奪った。
GAME END
決算は、教団レベルによる 17vp。最も離れた建築物の距離で 18vp。最多領土で 6vp。
これらエンドボーナスは乏しく、ただ2位をキープできた程度。
いやー、もっとうまく立ち回れたはず。
6ラウンド目、河川に敷いたマーカーの影響で、がんがんマナ回復を迫られるようになった。
それも読みに入れた陣取りが必要な種族かもしれない。
「ワームの子供」は、なにより扱いやすい種族ではあった。実際ちゃんと磨けばダイヤモンド級ほどの潜在力だと思っている。
癖も強くないので、素直にプレイしていればオールラウンダーとして活躍するだろうな、きっと。