ボードゲームアリーナ(BGA)にて【テラミスティカ】のファン拡張を試遊してみた。Part.2
Overview
♞ボードゲームアリーナ(BGA)で遊べる有料コンテンツに、β版のテラミスティカ・ファン拡張がある。
まだ世間に流通していないサンプリングを試遊できるわけで、BGAの中でもかなり価値のあるゲームだと思っている。
今回はそのファン拡張の種族から«アーキビスト»を選択して遊んだレポートを綴っていく。
アーキビスト・能力
カラーは黄色。
«アーキビスト»を選択すると、ディスプレイのボーナスタイルが1枚追加される。
基本能力は、パスするたびにボーナスタイルを選択するが、そのタイルに上乗せされたコイン1枚につき2マナ回復できる。ただしラウンド終了時の教団ボーナスが失効されてしまう。
砦を建ててアンロックされる能力は、パスするたびにボーナスタイルが2枚獲得できるようになる。
セットアップ
今回はホストが🗺カスタムマップを試してみたいとのことで、トレーニングモードで参加。
4人プレイ。🎲氷と炎 & ミニ拡張 & ファン拡張 を投入。
- アーキビスト (部長)
- ウィスプ
- ヤギ男
- 地質学者
研究レポート
1ラウンド目
部長は3番手。
初期配置は南部に集中した。
«アーキビスト»の能力を活かすのに、砦を優先する必要がありそうだ。
ラウンドの指針だと、このラウンドで町を広げると 5vp 得られるが、それは見送ることにする。
パスすると、さっそくボーナスタイルが2枚選べるようになった。
さらに言えば教団ボーナスを意識しないため、思考が散らからないのも楽だなと。
2ラウンド目
1ラウンド目で砦を建てたので、ここから領土を広げていくことに。
一方でライバルたちは抜かりなく「恩恵タイル・茶1」を獲得していく。
神殿は後回しにするしかない。その代わり、常にラウンドの指針にそって行動していかなければ途中点で出し抜かれてしまう。
砦を建てたエリアを死守して、町に発展できるよう抑えることには成功した。
3ラウンド目
交易所を建てるたび 3vp なので、このラウンドで神殿を建てておくことに。
かなり悩んだが、作戦としては 4ラウンド目に聖域へと改築して「恩恵タイル・水1」を獲得したい。
そうすれば6ラウンド目に交易所を建てて 6vp を、、と計画していた。
なのでここは収入面を安定させるため「恩恵タイル・白2」が妥当だろうか。
4ラウンド目
決算のエンドボーナスが、直に隣接していない入植地のグループ最多数を競うため、そろそろ⛵船舶レベルも上げておかねば。
北部には海岸線に黄色スペースが点在してるので、最終的に船舶レベル3 を目指す。
このラウンドでは聖域へと改築するのも忘れてはならない。
じみに気になっていたのが、ここまでボーナスタイルで「パスするたび○○につき XX vp」を活かせていないこと。
そのため途中点で離されるようになってきた。
さらに追い打ちがかかり、ライバルたちも⛵船舶レベルを上げてエリア拡大を急ぐようになってきた。
エンドボーナスの2つが密接に関係してるため、エリア拡大を頑張らないとまずい💦
5ラウンド目
5ラウンド目にして痛恨のミス。
タッチの差で«地質学者»に黄色マスを奪われてしまうΣ(゚д゚lll)ガーン
«地質学者»は得意地形がトリッキーなので警戒していたのだが、まさに部長が拠点を建てようとした1手前の出来事。
これによって«地質学者»の領域が広がってしまい、エンドボーナスに大きく関わってくるようになる。
6ラウンド目
教団のエンドボーナスも意識しておく。
エリアはだいぶ広がったが、それでもエンドボーナスの首位を«地質学者»に許してしまったのがイケナイ💀
最後に理想のボーナスタイルを持っていないのも苦しかった。
当初の予定だった交易所の乱立だが、それでもライバルたちには及ばずか😞
GAME END
1位、地質学者(175vp)
2位、ウィスプ(163vp)
3位、ヤギ男(145vp)
ビリ、アーキビスト(144vp)
研究結果・まとめ
«アーキビスト»の能力を活かすために先攻で砦を建設する必要がある。
恩恵タイルも一歩出遅れるが、ボーナスタイルさえ死守できれば途中点はリードできる可能性を感じた。
それと教団ボーナスが失効しちゃうぶん、後半のボーナスタイルは選択ミスが許されないキャラクターかもしれない。
必ず1枚は勝利点に影響するボーナスタイルを手に入れよう。