部長のおすすめボードゲーム/カードゲームを紹介! 第11弾は【ウシとロバ】
部長のおすすめレビューとは?
部長の持論になるが、♜ボードゲームは卓を囲むメンバーの性格や経験値によって面白さが変化するものだと思っている。
そんな部長が何度も遊んで面白いと評価したボードゲーム/カードゲームを厳選。
ルールや注意点に拡張ゲーム、勝利するための鍵もレビューしていく。
珍しくて面白いボードゲームを探している人、末永く遊べる面白いボードゲームを探している人、難易度の高い遊びごたえのある面白いボードゲームを探している人は参考にどうぞ。
部長のおすすめレビュー第11弾は【ウシとロバ】
ボードゲームデータ
- 2008年.作品
- デザイナー ▶ 👤W.クラマー
- 軽量級カードゲーム
- プレイ人数 ▶ 3~12人用
- 日本語版の発売なし。
- リメイク版【ヴァンパイアクイーン】が日本語版も発売済み。
- バネストにて取り扱っていたことがあるが、現在は入手難。
ドイツ部データ
- 通算117プレイ
- 内訳 3 / 4 / 5 / 6 / 7 人 ▶ 34 / 48 / 27 / 5 / 3 プレイ
- 遊んだことのあるメンバー 24人
- 部長の勝率 35%
- 部長の平均スコア -97.5vp
我ら「ドイツ部」では めちゃめちゃポピュラーなカードゲーム。
トゥーン調になったロバ・ウシ・ジョーカーのカードイラストも手伝って、たくさんのプレイヤーから絶賛されている。
1ゲームのプレイ時間も短くてサクッと遊べるのも魅力の一つだし、なにより「大富豪(大貧民)」を知っていればルールを覚えるのもかんたん。
【ニムト】もそうだけど、👤W.クラマーって単純なルールで面白いカードゲームを作るのがうまい!
とにかく【ウシとロバ】で再販されるのを願っている。
カードがくたびれてきたので、再販されるなら買いなおします!('◇')ゞ
ウシとロバってどんなゲーム?
ざっくりルール
「1~13」までの数字が各8枚ずつ。
そしてジョーカー4枚。ロバカード・ウシカードがそれぞれ1枚ずつ。
数字とジョーカーのカードをシャッフルし、各プレイヤーに10枚配る。
※ウシカードは選択ルールなので、使用するかはみんなで相談しましょう♪
その後、ジャンケンでロバカード・ウシカードを受け取るプレイヤーとスタートプレイヤーを決めたらゲーム開始!
カードの出し方はトランプの「大富豪(大貧民)」を想像してもらえばよい。
リードプレイヤー(親)は任意の数字を出すことができる。
このときペア(2枚) / スリーカード(3枚) / クワトロ(4枚)…と同じ数字を複数枚出すことが可能だが、連番(階段)を出すことはできない。
次のプレイヤーは、前のプレイヤーが出したカードよりも大きい数字、かつ同じセットを出していく。
なにも出すことができなければ「パス」を宣言して次のプレイヤーへ。
これを⏰時計回りで全員が一巡するまで続け、最後にカードを出したプレイヤーが次ターンのリードプレイヤー(親)となる。(場札はすべて流しましょう)
これを繰り返し、最終的にだれかの手札が尽きたらゲーム終了だ。
さあ、このカードゲームの主役がロバカードと🐄ウシカード。
これらは持ち主がリードプレイヤー(親)でないと出すことができない。
これをリードされると、次以降のプレイヤーは順番にカードを1枚ずつ出していき、一番小さい数字を出したプレイヤーがロバカード/一番大きい数字を出したプレイヤーが🐄ウシカード、を含む 現在の場札すべてを手札に加えるのだ。
なにが問題かと言うと、ゲーム終了時(だれかの手札が尽きたとき)に残りの手札はすべて数字の合計値が💔マイナスポイントとして計算されてしまう💦
ロバカードはゲームが終わるまで繰り返し使用できるが、🐄ウシカードを獲得したプレイヤーは そのときの場札含めて裏返しに置かれる。つまり確定された💔マイナスポイントを抱えることになるのだΣ(゚Д゚)
これを4ラウンド過ごし、より💔マイナスポイントを抑えたプレイヤーの勝利となる。
「ドイツ部」ヴァリアントルール
部長たち「ドイツ部」で遊ぶときは、次のヴァリアントルールを採用して遊んでいる。
本家のルールも含めて詳しく紹介するので、興味のある人はこのヴァリアントルールで遊んでみてほしい。ほんとに面白いですぜ(・∀・)ニヤニヤ
ロバカード/ウシカードについて。
- リードプレイヤーが出したら、ほか全員が裏向きにカードを出す。
- 一斉にオープンして、ロバカードなら一番小さい数字を出したプレイヤー、🐄ウシカードなら一番大きい数字を出したプレイヤーが対象となる。
- 対象となる最大値/最小値の同じカードを複数人が出した場合、リードプレイヤーから時計回りに数えて より離れているプレイヤーが対象となる。
- ジョーカーは一番最弱となることを忘れずに💡 (本家ルール)
🐄ウシカードの詳細
- 🐄ウシカードはプレイ人数5人以上を推奨💡
- リードプレイヤーも🐄ウシカードの処理に参加する。(本家ルール)
- 最大値の同じカードを複数人が出した場合、その該当者にリードプレイヤーも含むときはリードプレイヤーが対象となる。
- 🐄ウシカードはロバカード同様、場札含め 手札に加えて使いまわす。
- 🐄ウシカードを出した時点でリードプレイヤーの手札が尽きたとき、その処理ではリードプレイヤーが最大値カードを出したと見なす。
このヴァリアントルールのおかげで駆け引きの要素が強くなり、手札のマネジメントが重要なカードゲームになって さらに面白くなった。
一斉オープンなので、手番順による不平等な点が解決してることが大きいと思われる。
このヴァリアントルールを採用してから「ドイツ部」では爆発的に人気が上昇したので、ぜひ読者のみなさんにも試していただきたい!
注意ポイント
3~12人用と幅広いプレイ人数を誇っているが、実際に楽しめる許容範囲が6人までかな? という気もしている(;^_^A
7人で遊んだこともあったが、手番が一巡するほど穏やかな展開にはならず「パス」が飛び交う場面が多かった。
このへんは手札運を強烈に感じてしまうかもしれない。
部長の経験では、抜群の面白さを約束してくれる範囲は4~6人まで。
大人数で遊んでみて「ん…そんな面白くないぞ(・・?」と感じてしまう欠点があるかも。
プレイ人数には注意!
勝利の鍵
強いカードを出し惜しんではいけない。
ここでは、強いカードとは すなわち「12・13・ジョーカー」を指している。
これらは手札にあると安心感もあって、なかなか手軽には出せなかったりするw
このゲームの怖いところはゲーム終了の合図にある。
だれかの手札が尽きたとき即座にゲームが終了するので、強いカードが大量の💔マイナスポイントに早変わりする危険性も秘めているのだ💦
強いカードを出し惜しんで、過去に散々な目に遭ってきた💀
出せるときに出してリードプレイヤーになる――これは鉄則かもな。
まとめ・総評
さすが👤W.クラマー👏!
単純明快。遊んでみて、ものの2.3分で面白いと感じさせてくれるカードゲーム。
大逆転あり、笑いあり、ちゃんと戦略性もあり、と三拍子揃った定番ゲーム。
入手難なのが非常に惜しいが、再販されることを期待しましょう!
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*1:BGGより引用