アイ.アム.ドイツゲームギーク

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2023.Q1 部長のボードゲームプレイ日記/【トランスアトランティック】"2020年版.ルールで遊んでみた"

部長のボードゲームプレイ日記

2023.Q1 「ドイツ部」対戦ログ

リザルト

🥇部長(138vp) 📌21pt

🥈ルーキー(101vp) 📌9pt

💔たか(94vp)

 

「ドイツ部」の成績システム、詳しくはコチラ👇

arutaandruka.hatenablog.jp

プレイ日記

部長が【クロッシング・オーシャン】の🔧アップグレードキットを購入したので、今回は元となる【トランスアトランティック】をプレイすることに。

たかルーキー部長と3人で。

トランスアトランティック

👤M.ゲルツ. 2017年 作品。🎯カードロンデルを採用した🚢蒸気船経営ゲームだ。

ところどころ🏴ネガティブ要素が指摘されているのだが、👤M.ゲルツ本人が非公式で📄2020年版.ルールを公開しており、どうやらギークの間でもこちらのルールが納得できるというのだ。

以下、変更点を記述しておく。

セットアップ時の変更点

  • アクションカード「FLEET」を2枚、ゲームから除外する。
  • 1870-1873年の🚢蒸気船をランダムに1隻ずつ手札に加える。
  • 💷100 スタート。

プレイ中の変更点

  • 🚢蒸気船が海域に配備されるたび、その船に船長コマ石炭1つが搭載される。
  • 輸送時、いっさいの勝利点は省略される。
  • スクラップされる船は、可能なら最後の輸送を実行したあと手札に戻る。(可能ならこの手札にある蒸気船は再配備できる)

エンドボーナス(決算)の変更点

  • すべての交易所×船長コマが勝利点に加算される。(ただし交易所船長コマの両方がない海域では、そこの交易所/船長コマはカウントされない。)

以上の点に変更して遊ぶ。

また、デッキビルディングの要素を強くするため「新たなアクションカードを入手したとき、その効果は発動せずに手札へ」の📄ファンルールも採用する。

いちおう👆このルールを追加したものが📄2020年版.として世間で評価されているようだ。

全体像も説明しておこう。

プレイヤーは蒸気船会社となって輸送で収入を稼いでいく。蒸気船を購入して海域に配備し、石炭を消費することで輸送が実行できる*1。※ 実際に貨物となるリソースは存在しない。

システムは🎯カードロンデル。🃏アクションカードをプレイすると捨て札になり、捨て札を回収することで🃏新たなカードを追加できる。🔄これをくり返すことで手札構築も図っているわけだ。

目的は🚢蒸気船の価値を高めること。マーカーを集めることで自身が所有する🚢蒸気船の価値を設定できるのだ。

🎪市場から🚢すべての蒸気船がなくなったら🔫エンドトリガーが引かれる。

最終決算ののち、より多くの勝利点を集めたプレイヤーの勝ちとなる🏆

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3人プレイだと、セットアップ時に各年代の🚢蒸気船が1隻がずつドックへと移される。

このドックの🚢蒸気船が最終決算時に影響を及ぼす。

そして1870-1873(年代Ⅰ)の🚢蒸気船をランダムに1枚と💷100 を受け取っってゲームスタート。

たかがスタP、ルーキー2番手、部長が3番手に決定。

トランスアトランティック

「dock」はスペースの関係で山札にしている。(いつでも確認可能)

初期に⛵帆船を1隻ずつ所有しており、これらは石炭がなくとも輸送ができる。
ただし収入が💷20 しかもらえないため、ずーっと運用していくことはない。

はやく蒸気船を購入して、⚓海域に配備したいところ。

輸送」のアクションでは輸送させる🚢船を2隻まで選べるので、⛵帆船ともう1隻の船があれば効率がよい。

ちなみに現在のドック内訳は、青5枚・黒1枚・白2枚・赤1枚

ゲーム終了時、ドックにある枚数が同色の船の🚩スコアを加算するので、つまり🚢青の蒸気船は +5vp されることが約束されているわけだ。

ここは🚢青の蒸気船が欲しいところ。

部長は3番手なので、先手を打って いち早く購入しておくか💡

ところが部長が購入したのは、なんと🚢黒の蒸気船だった Σ(゚Д゚) ※ これに気づいたのは4.5ターン後のこと(;´・ω・)

☀日光の加減で黒と青がわかりづらい💦 マジか🌀

トランスアトランティック

🚢青の蒸気船を買ったつもりが🚢黒の蒸気船だった Σ(゚Д゚)

全員が1~2隻の蒸気船を購入。

ここで部長は「region」を発動。ひとつの⚓海域にあるすべての船を輸送する。

これはライバルの船も対象になり、その場合ライバルの収入になってしまうので使い勝手は悪い。

ただし⚓その海域にあるいちばん古いライバルの船の収入が こちらにも入るのが大きい。

トランスアトランティック

まだまだ収入が雀の涙🐤

睨みあってあいたのだが、先に「NY」へ🚢蒸気船を配備したのはたかだった。

ノット数を更新。これで🎀ブルーリボンマーカーが手に入る。

🎀ブルーリボンは青の蒸気船の🚩スコアを上昇させるのに必要不可欠。

ちなみに🚢蒸気船カードにはコスト収入力重さノット数(速さ)乗客収容数、が記載されている。

そして新しい船を購入するには💷追加コストが必要だし、古い船は処分されてドックへと移されるのだ。

とらんす

たかがノット数を更新して🎀ブルーリボン獲得。

「先を越されたかー(;´・ω・)」と言いつつ、ルーキーも蒸気船を購入。

部長「それ黒?」

ルーキー「青」

やばいな💦 今日は黒と青がわからんww

そろそろみんなの🤲手札も尽きてきた。部長の手札には「invest」がある。

これをコピーされたくなかったので、3番手を活かして最後に発動させた。

※ 「agent」はライバルの捨て札トップにある🃏アクションカードをコピーできる。

これで全員1軒ずつの交易所が建った。

この交易所が2020年版.ルールでは どれほどの💣爆発力なのか未知数だ。

トランスアトランティック

各海域に、それぞれ交易所を1軒(黒○)

たかルーキーも、部長より1ターン早く手札をリフレッシュしてきた。

たかは「global」、ルーキーは「commerce」を獲得。

global」は⚓全海域から1隻ずつ、もしくは各色から1隻ずつ輸送できる。「commerce」は自分の交易所 ×💷50 の収入を得る。どちらも優秀なアクションカード。

invest」で交易所を建てると、緑/白/赤のマーカーを1枚獲得できる。

ルーキー白マーカー 一択の様子👀

🚢白の蒸気船ばかりを中心に集めてるもんなー🤨

ただいまルーキーは白の蒸気船が1隻 5vp。これにドックの白の蒸気船.3枚を加えて 8vpとなる。

トランスアトランティック

ルーキーが🚢白の蒸気船に特化しようとしてるのが窺える。

さて、部長も「director」で手札をリフレッシュ!このとき捨て札を6枚以上戻すと(「director」含む)、🎀ブルーリボン以外のマーカー1つがもらえる。さらに8枚以上戻すと異なる2枚のマーカーがもらえるゾ👍

手札を回収すると選択肢も増えるわけで、なにから実行すべきか悩む🤔

一手の差で狙った🚢蒸気船が変えなかったり、交易所が置けなかったり(;´・ω・)ドキドキ

トランスアトランティック

手札をリフレッシュ!~からの1ターン目。

ちなみに部長が新たに獲得したアクションカードは「cruise」。
これは👜乗客収容数 ÷ 10 の値が💷収入としてもらえる。もちろん処理は輸送と同様なので、🚢蒸気船なら石炭が必要だ!

トランスアトランティック

cruise」は乗客数の10分1が収入となる。

ここらで🎀ブルーリボンにも着手しておきたい。

ちょっと値は張るが、ノット数を[19]に更新🆙!

実は個人ボードのマーカー群は、ヨコ列を埋めると🎉エンドボーナスがもらえる仕組み。

そのため青の蒸気船を持ってはいないが🎀ブルーリボンが欲しかったのだ。それにライバルたちに🎀ブルーリボンを独占させるのもよろしくない😒

トランスアトランティック

🎀ブルーリボンは1つでも獲得しておかないと

たかは「global」で🚢4色の蒸気船から💷200 、ルーキーは「commerce」を発動して💷150 を得た。※ 交易所 3棟。

さっそく「cruise」を発動。

1隻のみ輸送だが、1700人も運べる🚢蒸気船だと💷170 も得られる。

これで全員の収入力が上昇し、ますます蒸気船の買い付けに熱が入る!🔥

トランスアトランティック

1アクションで💷170を得るのは強い!

テンポよく進み、年代Ⅴの🚢蒸気船が🎪市場に並びだす。

部長が手札を回収し、次に入手したアクションカードは「invest」の上位種。

ここまでマーカーをほとんど集められていなかったので、🚢蒸気船よりもマーカーを優先しようかと。

新たなカードは「invest」の上位種にしよう♫

そして⚓全海域から初期の⛵帆船が消えて🚢蒸気船ばかりに。

「NY」は熾烈で、たかルーキーが🎀ブルーリボンを狙ってノット数を更新しまくった。

部長は序盤で青と黒の蒸気船を見分けられなかった😓凡ミスもあって、🚢青の蒸気船は捨てることに。そのため🎀ブルーリボン争奪からは退くことに。

トランスアトランティック

全海域が賑わってまいりました!w

ふたりが「NY」に夢中になるってことは、ほかの海域が手薄になるんだな( *´艸`)

⚓海域から追い出される蒸気船は、石炭を搭載してたら最終輸送が可能。

これで微々たる💷収入が得られるわけだが、それは石炭があれば――のはなし。

なので部長石炭を搭載してないルーキーの🚢蒸気船を狙って、どんどん⚓海域から追い出すことに。

※ 2020年版.ルールだと、スクラップ(除外)ではなく手札にリターンとなる。つまり再利用が可能なのだが、年代が古いと配備できない。

トランスアトランティック

石炭を搭載してない蒸気船を狙ってスクラップしちゃえ!

部長の主軸はマーカーを集めること。

上位種の「invest」でマーカーを購入できるのだが、それなりにコストも掛かるんです💦

だが🚢蒸気船を無視するわけにもいかない。

そこで安価な🚢赤の蒸気船を狙っていくことに。いまさら路線変更ってかんじだが、赤のマーカーを急ピッチで集めないと💨

トランスアトランティック

マーカーを急いで集めだす部長(赤↗)

石炭を搭載するアクション「coal」が無駄に感じられるので、石炭の消費を抑えて高収入を得られる「cruise」は強い!

こりゃもう1枚ゲットしておこう✌。

👀目を光らせていたけど、あんまりコピーされないね、この「cruise」。使い勝手いいんだけどなあ(*´з`)

トランスアトランティック

もう1枚 新たに「cruise」を獲得しておく。

もう年代Ⅷの🚢蒸気船かあ💭思いきや、なんと気づけば年代Ⅸの🚢蒸気船がストックから消えて、すべて市場に並んでいた。

そろそろ終盤。部長はマーカー集めに集中しちゃってるので、ここはたかルーキーが🚢蒸気船を買い付けてゲーム終了!

どんな結果になるかな?

まずは交易所×船長の決算で、たか12vpルーキー16vp部長20vp、をゲット👍

そんなに差が広がらないし、思った以上に跳ねた🚩スコアじゃないんだな🙁

そしてドックの内訳は、青5枚・黒5枚・緑4枚・白5枚・赤3枚

これと個人ボードのマーカー含めて計算すると、、、

トランスアトランティック

つまり🚢緑の蒸気船が12vp、🚢赤の蒸気船が11vpになる💡

より多く蒸気船を所有していた部長の勝利🏆

ルーキー「そうだわ、🎀ブルーリボンの罠なんだよな」

部長「退いて正解だった」

たか「🚢蒸気船もマーカーも満遍なく持ってたんですけど、😟うーん…満遍なくやって勝ちたいなコレ」

ルーキー「個人的には以前のルールも好きだったけどな」

 

やはり洗練されただけあって、最後まで全力で駆け抜けられるようになった💨印象を受けた。以前のルールだと🚩途中点でどこまで逃げるか、に注視しちゃったもんな。

交易所の旨みが薄くなったおかげで、純粋に🚢蒸気船の底上げで戦える。

なるほど。📄この改善は納得ですね👏

クロッシング・オーシャン】のほうが さらに洗練されているらしく、そっちを遊んじゃうと【トランスアトランティック】には戻れないらしいが、個人的にはこっちにも味があるんじゃないかと思われる。※ 📄この2020年版.ルールを採用することは必須かも。

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*1:旧ルールでは、この輸送時に勝利点も手に入った