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部長,デザイナーへの道(其の3) 「準備は整った。」

其の3「準備は整った」

部長、デザイナーへの道

部長,デザイナーへの道 2023

部長、デザイナーへの道

2023.7月。つばさ氏に とある話を持ち掛けたのがキッカケ。

「そろそろ作る側になってみない?」

さかのぼること📅8年前の2015年。実はつばさ氏はづき氏部長の3人で自作ボードゲームを作り、それを持ち寄って発表会を開いて遊んだことがある。

そのころに思い描いた"いつか♟ボードゲームを本格的に作ってみたい"という漠然な夢が、このたびついに始動!

✍その軌跡をつづっていく。

アクションを考える

だいぶシステムやリソース類は思いついた。

前回つばさ氏に実際仕事をするうえで大事な手順を教えてもらったので、あとは思いつく限りのアクションを列挙してもらった。

  • 材料入手
  • 看板加工
  • 施工職人の手配
  • 工具の準備
  • 現場調査
  • ガードマンの手配
  • 道路使用許可の申請
  • 高所作業車の手配
  • ラフタークレーン車の手配
  • 看板の取り付け

なるほどね~🤔 かなりたくさんある。それらをすべて落とし込んではダメだ。

これを数点に絞っていき、明快にしていきたい。

実際のフロー(仕事の流れ)からメインを挙げると、

  1. 材料・工具の入手
  2. 看板加工
  3. 看板の取り付け

この3点が必須だろうか。

そしてつばさ氏の提案である「相見積もり」「アクションスペースの拡大(看板がアクションスペースになる)」を うまく取り入れたい。

つばさ氏「たとえばクオリティポイント(QP)ってのを導入して、仕事を請け負ってきちんと完了させればポイントが貯まっていく、とかね」

いいね。クオリティポイント(QP)のランクに応じて相見積もりを提案できるのもいい。

つばさ氏「それと、これは実際に現場でも発生するんだけど、作業してみて気づく難点や利点があるんだよね。とある部分が邪魔で時間が掛かったり、意外とスムーズに進んだり」

つまり現場に当たって発生する"運要素"も、リアリティの演出になるという。

これもうまく取り入れたいものだ。

まとめると、

  1. クオリティポイント(QP)でランク分けをする。
  2. ゲームが進むにつれて(看板を取り付ける)、アクションスペースが増えていく。
  3. 施工で発生するトラブルなど、運要素を表現する

これを構想してたワーカープレイスメント+ロンデル で表現できないだろうか?

試作品1号、メインボード完成!

とりあえず、ざっくりとした🎮ゲームを作って、それをどんどん修正して完成させていくことにした。

🧠脳内だけで構造を考えても限界があるとわかったのだ。

そして部長が一週間かけて描いたメインボードがこちら👇📷

プレイ人数、2~4人用を想定した構図だ。

部長、デザイナーへの道

試作品 1号

これでも貴重なアイデアという財産なので、あまり詳しくは紹介しないでおく。

🎯中央のロンデルで監督コマを動かす。その監督コマがいるエリアでのみアクションが可能だ。

🏢施工できるビルも監督コマに影響する。それを無視できるアイテムが「道路使用許可書」だ。これを使用すれば、任意の🏢ビルで看板を取り付けられる。

クオリティポイント(QP)はゲージにした。上部の💰お金は、相見積もりしたときの価格補正値だ。
ライバルの施工アクションを、自分はもっと低価格で請け負います!と意思表示することで仕事を略奪できるww

部長、デザイナーへの道

ここに看板タイルを配置して彩る

🏢ビルは3人以上,4人用で使用できるスペースが増える。

また、3つの🏢ビルの1Fは初期看板を配置して、あらかじめランダムにアクションスペースを用意できるように設定した。

アクションスペースは ざっと7種類。

各アクションスペースに配置できるワーカー数は上限なし。

ただし最初は1体、2番目は2体、3番目は3体と、後乗りしたプレイヤーは追加でワーカーを費やさないとならない。(∞スペースはいつでも1体のワーカーで発動する。)

アクションスペース

仕事を受注するにもメリットが必要だと考えた。看板の取り付けだけに利益があると、受注➤施工、の流れを絶ってしまうんじゃないかと懸念したからだ。

もちろん工事を完了させたほうが利益は大きく設定。

ただし仕事を受注することで道路使用許可書が手に入る。この手段が唯一の入手方法だ。

部長、デザイナーへの道

受注➤施工 のフローを崩さない工夫

 

いまいち どんなゲームか解りづらいだろう。

だがこれは原案であり、これから数十回・数百回のテストプレイを経て完成させていく予定である。

次回は「第1回テストプレイ」をしたときの感想・評価・問題点・改善点を報告します。

ゲームを作るって楽しいけど、大変なんですね💦

以上、部長,デザイナーへの道でした!

 

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