部長のおすすめボードゲーム/カードゲームを紹介!第5弾は【ガンツシェーンクレバー】
部長のおすすめレビューとは?
部長の持論になるが、♜ボードゲームは卓を囲むメンバーの性格や経験値によって面白さが変化するものだと思っている。
そんな部長が何度も遊んで面白いと評価したボードゲーム/カードゲームを厳選。
ルールや注意点に拡張ゲーム、勝利するための鍵もレビューしていく。
珍しくて面白いボードゲームを探している人、末永く遊べる面白いボードゲームを探している人、難易度の高い遊びごたえのある面白いボードゲームを探している人は参考にどうぞ。
部長のおすすめレビュー第5弾は【ガンツシェーンクレバー】!
ボードゲームデータ
- 2018年. 作品
- デザイナー ▶ 👤W.ウォルシュ
- 小箱 紙ペンゲーム
- プレイ人数 ▶ 1~4人用
- 日本語版がアークライトゲームズから発売済み
- 拡張「チャレンジ1」は国内未流通。海外で入手可(2022.11月時点)
ドイツ部データ
- 通算88プレイ
- 拡張「チャレンジ1」 29プレイ
- 内訳 2 / 3 / 4 人 ➡ 68 / 16 / 4 プレイ
- 遊んだことのあるメンバー 14人
- 部長の勝率 63%
- 部長の平均スコア 200.35vp
いまや人気ジャンルになった📝紙ペンゲームの中でも、部長が特に好きなのが「clever シリーズ」。
🎲ダイス6個、ペン、マークシートがあれば(🎲+ダイストレイも)、小さなテーブルでも遊べるのが魅力!
「ドイツ部」でも散々遊んできて、👆ご覧のとおり 200vp~ を出さなきゃ勝てないくらい レギュラー部員のレベルは上がっている。
ガンツシェーンクレバーってどんなゲーム?
ざっくりルール
黄・青・緑・橙・紫・白、の🎲6色あるダイスを振って、選択したダイスカラーと出目に応じてマークシートを埋めていく📝紙ペンゲーム。
親手番の開始時には🎲6個のダイスを振って、その中から1つを選択するだけ。
ただし選んだダイスの出目未満のほかのダイスをすべて除外しなければならない。
📝選んだダイスに対応する部分を記入したら、いまだ残っているダイスをすべて振って、そこから1つを選択する。
――これを親が🎲3つのダイスを選択するまで手番を続ける。
※ 場合によっては🎲3つ選べずにターンが終了することもある。
そのあとは子手番となり、親以外の全員のターンとなる。
全員が除外されているダイスから1つを選択してマークシートに記入。除外されていなかったら未選択のダイスから選ぶことも可能だ。
そして親を交代し、全員が1手番ずつ親を経験したらラウンド終了。
プレイヤー数に応じた規定ラウンドを過ごしたらゲーム終了だ。
🎲ダイスの特徴を説明していこう。
黄は出目に「✔」をつけてビンゴを目指す。
青は白との合計値に「✔」をつける。チャートにある「✔」の数が勝利点になる。
緑・橙・紫は左から順に埋めていく。
緑は出目が条件を満たしていれば「✔」をつけれる。最終的にたどり着いたマス目に書かれた勝利点がもらえる。
橙は出目の値をそのまま書き込み、合計値が勝利点になる。
紫も出目の値をそのまま書き込むが、不等号に従って大きい数字を書いていかなければならない。ただし「6」を記入するとリセットされ、次は任意の数字が書けるようになる。
白はワイルド。ほかの色に設定して使用できる。
マス目には各所でボーナスが発生し、アビリティを獲得することが可能だ。
「🔁」は選択可能なダイスすべてを、もう一度振りなおせる。
「+1」はターン終了時にだれでも使用でき、親が選択、あるいは除外されたダイスから1つを選んでマークシートに記入できる。
「+1」を1ターンに複数使用する場合、異なるダイスを選択しないとダメだ。
重要なボーナスに「🦊」がある。
この 🦊(FOX) だが、1匹が「5項目での最小値」として計算される。
つまりゲーム終了時、各カラーの合計値(5項目)をそれぞれ計算し、その最小値が「🦊」1匹分となる。
「🦊」の獲得数も合算して、より多くの勝利点を集めたプレイヤーの勝ちとなる。
「ドイツ部」ヴァリアントルールを紹介
うちの「ドイツ部」では次のルールを採用して遊んでいる。*2
- 子手番のプレイヤーは、親が除外したダイスしか選択できない。
- 親がダイスを1つも除外していなかったら、子手番はスキップされる。ただし「+1」のアビリティは発動可能。
- 「+1」のアビリティは、親が選択したダイス、または除外されたダイスの中のみ選択可能。
このルールを採用すると、親手番でイジワルを仕掛けることも有効策になる。
インタラクションは強くなるが、それでもゲームが崩壊する危険性はまったくないので安心してほしい。
むしろ このルールのほうがドイツゲームっぽくて楽しいはず。
拡張「チャレンジ1」について
部長が本来おすすめしたのが、実はこの拡張「チャレンジ1」だ。
基本をすでに遊びつくして飽きちゃったよ😞
って人は、ぜひともこの「チャレンジ1」を試してほしい!
基本と異なる部分はいくつかあるが、大きな変化を紹介する。
まず青。ここに「7」が重複しているが、どちらか一方しか「✔」できない。
獲得不能なボーナスが出るため、かなり慎重に選ぼう。
次に橙。よく見るとマイナスが記されているのだ。ここに記入した値はマイナス点になり減算される。
最後に紫。基本とは違って、不等号が逆を向いている。
つまり次に記入する値はより小さく。「~以下」ではなく「~未満」なので注意!
ただし「6」はいつでも記入できるので、ボーナスを活かして埋めていこう。
この拡張「チャレンジ1」はタイトル通り 難易度が↗↗アップしていて、基本をぬるいと思っていたユーザーでも楽しめるはずだ!
注意ポイント
注意というか、欠点をひとつ。
2~4人まで遊べるが、部長たちは何度か遊んでみて2.3人がベストだと感じた。
4人だとダウンタイムもあって、やや退屈かな。戦い方も荒くなっちゃう印象を受けた。
勝利への鍵
FOX を底上げするために、満遍なくスコアを稼ごう
これは基本・拡張、ともに重要になる戦術だ。
このゲームで決め手になるのが、「🦊(FOX)」のスコアである。
一点特化するよりも、満遍なくスコアを稼ぐことをおすすめする。
ただし「🦊」を獲得するにはある程度 集中しないと到達しないので、ぎりぎり到達するよう計画するのがベストかな。
序盤は緑を埋めるのに必死になれ!
これは拡張「チャレンジ1」において。
🎲緑の条件が最初から厳しいため、後回しにしてると「+1」のアビリティを急いで使う窮地に追い込まれやすい。
3人プレイだと、4ラウンド目までに緑を4つまで埋めておきたい。
4ラウンド目開始のボーナスで、緑以外の項目に「✔」するのが理想だ。
まとめ・総評
以上、「cleverシリーズ」の元祖である【ガンツシェーンクレバー】を紹介した。
特に拡張をおすすめしたくて書いた記事なので、機会があれば、いや、興味があるなら入手してみてほしい。
また、ほかのシリーズも紹介してつもりなのでアップしたら読んでください。
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