部長のおすすめボードゲーム/カードゲームを紹介! 第17弾は【クレバーホーフドライ】
部長のおすすめレビューとは?
部長の持論になるが、♜ボードゲームは卓を囲むメンバーの性格や経験値によって面白さが変化するものだと思っている。
そんな部長が何度も遊んで面白いと評価したボードゲーム/カードゲームを厳選。
ルールや注意点に拡張ゲーム、勝利するための鍵もレビューしていく。
珍しくて面白いボードゲームを探している人、末永く遊べる面白いボードゲームを探している人、難易度の高い遊びごたえのある面白いボードゲームを探している人は参考にどうぞ。
部長のおすすめレビュー第17弾は【クレバーホーフドライ】!
ボードゲームデータ
- 2020年. 作品
- デザイナー ▶ 👤W.ウォルシュ
- 軽~やや中量級 紙ペンゲーム
- プレイ人数 ▶ 1~4人用
- バネストより日本語訳付きで発売済み
- 拡張「チャレンジ1」が発売済み。国内では流通無し。
ドイツ部データ
- 通算26プレイ (拡張チャレンジ1 5プレイ)
- 内訳 2 / 3 / 4 人 ▶ 22 / 2 / 2 プレイ
- 遊んだことのあるメンバー 7人
- 部長の勝率 46%
- 部長の平均スコア 235.31vp
「cleverシリーズ」第3弾!! 過去二作品よりもぐんと難易度が高くなり、それに比例して⏰プレイ時間も延びたと思われる。
実際ドイツ部では4人プレイを1度試してみたが、⏰プレイ時間に60分も費やした経験から2,3人がベストだと判断した(;^_^A
よって もっぱら2人プレイが多い。
そして🚩スコアも【ドッペルソークレバー】より やや取りづらい印象。
我ら「ドイツ部」でも安定した成績を残すプレイヤーはいない。
悩みどころが増えて、「+1」を集めにくくなったのが原因かな。
クレバーホーフドライってどんなゲーム?
ざっくりルール
黄・青緑・紺・茶・桃・白、の🎲6色あるダイスを振って、選択したダイスカラーと出目に応じてマークシートを埋めていく📝紙ペンゲーム。
親手番の開始時には🎲6個のダイスを振って、その中から1つを選択するだけ。
ただし選んだダイスの出目未満のほかのダイスをすべて除外しなければならない。
📝選んだダイスに対応する部分を記入したら、いまだ残っているダイスをすべて振って、そこから1つを選択する。
――これを親が🎲3つのダイスを選択するまで手番を続ける。
※ 場合によっては🎲3つ選べずにターンが終了することもある。
そのあとは子手番となり、親以外の全員のターンとなる。
全員が除外されているダイスから1つを選択してマークシートに記入。除外されていなかったら未選択のダイスから選ぶことも可能だ。
そして親を交代し、全員が1手番ずつ親を経験したらラウンド終了。
プレイヤー数に応じた規定ラウンドを過ごしたらゲーム終了だ。
各色の特徴について。
🎲黄色は、選んだときのダイススペースに該当する列の、出目に対応するマス目に✔チェックを埋める。
各列で✔チェックした数に応じて🚩スコアになる。
🎲青緑(ターコイズ)は、出目に該当するマス目に✔チェックを埋めるのだが、すでに選んだ同じ出目のダイスも連鎖して✔チェックを埋めることができる。
各ヨコ列で✔チェックした数に応じて🚩スコアになる。
🎲紺色は白との合計値を記入。中央からスタートして、数式に従った値を記入しなければならない。ただし[7]はいつでも記入可能だ。
最後に記入したマス目に書かれた数字が🚩スコアになる。
🎲茶色は出目とマス目が一致すれば✔チェックを埋める。
基本左から順に埋めていくのだが、いくらでもスキップしても構わない。だが片道切符のため、一度進むと左へと戻ることはできないので注意。
✔チェックした数に応じて🚩スコアになる。
🎲桃色は出目の値をそのまま記入するが、値を半分(端数切り上げ)にすれば🎉ボーナスが獲得でき、🎉ボーナスを無視して[×2]~[×4]の数字を記入することができる。
よって数字の合計値が🚩スコアになる。
マス目には各所でボーナスが発生し、また アビリティを獲得することが可能だ。
「🔁」は選択可能なダイスすべてを、もう一度振りなおせる。
「+1」はターン終了時にだれでも使用でき、親が選択、あるいは除外されたダイスから1つを選んでマークシートに記入できる。
「+1」を1ターンに複数使用する場合、異なるダイスを選択しないとダメだ。
「🎲❓」はダイス1つを選択し、その出目を変更することができる。ただし直接変更するわけじゃなく、その出目を変更したと仮定して実行できる。
重要なボーナスに「🦊」がある。
この 🦊(FOX) だが、1匹が「5項目での最小値」として計算される。
つまりゲーム終了時、各カラーの合計値(5項目)をそれぞれ計算し、その最小値が「🦊」1匹分となる。
「🦊」の獲得数も合算して、より多くの勝利点を集めたプレイヤーの勝ちとなる。
拡張について
各色において🎉追加ボーナスがふんだんに盛り込まれるようになったため、なにをどう攻めても見返りがちゃんとあるのが面白い。
ただし逆を言えば、あまりにも🎉ボーナスが多いため見通しが悪すぎるのだ。
実際プレイしてみると、プレイヤー全員が確変状態にいるため優劣がはっきりしない。その点が「難しさ」に直結してると思われる。
注意ポイント
🎲ダイス目を変更できるアビリティのおかげで考えることが増えた。
そのせいでプレイ時間も⏰Ave.45分と「cleverシリーズ」でもかなりの長尺ゲームだ。
じゃっかん欠点とも言える部分だが、4人プレイには向いてない。
4人で遊ぶと⏰60分を超えてしまうほど長い戦いになるので注意が必要。
「さくっと遊べるよ♫」とは言い難いくらいの⌛時間を費やすことになるww
せいぜい2~3人がベスト人数なのと、プレイ時間にはゆとりをもって臨むように。
逆を返せば、それだけ濃密な📝紙ペンゲームと評価もできる。
勝利への鍵
桃色のボーナスは すべて欲しがるな!
📝基本シートの落とし穴が🎲桃色にある。
ほかの色は🎉ボーナスを入手すると比例して🚩スコアも稼げているわけだが🎲桃色は🚩スコアを取るか🎉ボーナスを取るか、の二択に迫られている。
案外🚩スコアを削って🎉ボーナスを選びがちなのだが、実際それでは「🦊」のミニマム値を考えると、あまり良い戦術ではないのだ。
🐰二兎を追う者は一兎をも得ず。🎲🎉桃色のボーナスはすべて獲得せず、なにかを諦めて🚩スコアを稼ぐことも怠らないよう気を配ろう。
青緑は白マスだけを埋めるのも強い?
これは「チャレンジ1」において。
まだ立証できていないが、「なんか強い気がする(・・?」と思う戦術が🎲青緑(ターコイズ)にある。
🎲青緑は白マスを埋めると+4vpが手に入るが🎉ボーナスには繋がらない。
意外と🎉ボーナスに結びつかないと無視しちゃうことが多いのだが、この白マスがめちゃめちゃ強い。
🎲青緑の下段[1.3.5.6]の4つだけを埋めても26vpになるのだ。
もはやそれだけやって、あとはほかの色に集中しても充分戦える!(^^♪
だいぶ強い戦術なのだが、まだ「チャレンジ1」を5回しかプレイしてないので、もうすこし検証してみようと思う。
まとめ・総評
部長大好き📝紙ペンゲーム「cleverシリーズ」の第3弾、【クレバーホーフドライ】を紹介しました。
個人的には、過去作の【ガンツシェーンクレバー】【ドッペルソークレバー】を遊んでみて、それらを楽しめた人におすすめしたいゲームである。
もちろん難易度の高さをゲームに求めている人であれば、このゲームはその要望に応えてくれると思う。
そしてなにより「チャレンジ1」!
この拡張はマストバイ! 戦略の幅が広くなっており、最適解を導くのは至難だ💦
2人プレイでも⏰45分くらい費やすほどの難易度だw
こんなに持ち運びが便利で、かつテーブルスペースにも悩まされないゲームで、しかも遊びごたえ充分の三拍子そろった📝紙ペンゲーム。
ぜひとも手元に置いてみては?
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*1:BGGより引用