部長のおすすめボードゲーム/カードゲームを紹介! 第18弾は【マルコポーロの旅路】
部長のおすすめレビューとは?
部長の持論になるが、♜ボードゲームは卓を囲むメンバーの性格や経験値によって面白さが変化するものだと思っている。
そんな部長が何度も遊んで面白いと評価したボードゲーム/カードゲームを厳選。
ルールや注意点に拡張ゲーム、勝利するための鍵もレビューしていく。
珍しくて面白いボードゲームを探している人、末永く遊べる面白いボードゲームを探している人、難易度の高い遊びごたえのある面白いボードゲームを探している人は参考にどうぞ。
部長のおすすめレビュー第18弾は【マルコポーロの旅路】!
ボードゲームデータ
- 2015年. 作品
- デザイナー ▶ 👥S.ルチアーニ & D.タッシーニ
- 中量級ボードゲーム
- プレイ人数 ▶ 2~4人(拡張で5人プレイ可能)
- アークライトゲームズから🇯🇵日本語版が発売済み。現在は入手難。
- 拡張【Agents of Venice】と、ミニ拡張2点 が発売済み。
👇 Amazonでは高額ですが取り扱ってました。拡張とセットも販売中。
ドイツ部データ
- 通算42プレイ
- 内訳 2 / 3 / 4 人 ▶ 23 / 18 / 1 プレイ
- 遊んだことのあるメンバー 9人
- 部長の勝率 52%
- 部長の平均スコア 76.14vp
👥S.ルチアーニ & D.タッシーニ は部長のお気に入りデザイナー。
♞ボードゲームアリーナでも無料でプレイできるため、🦠コロナ禍はだいぶ回した覚えのあるボードゲームだ。
2人プレイだとアクションの自由度が高いため、そのおかげで部長の勝率が上昇している。
「ドイツ部」でこの♟ボードゲームが得意なのはたか。勝率は54%で、11戦6勝とだいぶ強い。
そしていちばん成績が振るわないのがりつき氏。10戦0勝の勝率0%と、かなり手こずっているみたいだw
マルコポーロの旅路ってどんなゲーム?
ざっくりルール
プレイヤーは🇬🇷ヴェネチアから🇨🇳北京を目指すキャラクターになって👣旅をしていくボードゲーム。
キャラクターごとの能力を活かしながら、旅の道中で都市に🎪商館を建てたり✉契約を遂行したりして🚩スコアを稼ごう。
システムは🎲ダイスを使ったワカプレーーまさしく🎲ダイスプレイスメント。
プレイヤーは手番に自分のストックから🎲ダイスをアクションスペースに配置して実行していく。
出目の大きさによってアクション効果が増減したり、💰コストが変動したりする。
まずフリーアクションとして
- 黒ダイスの購入
- ダイス目変更
- 契約タイルの達成
が可能だ。
黒ダイスは🐪3頭を支払えば1つ購入できる。(1ターンに1つまで)
🎲ダイス目の変更は🐪1頭を支払って1つ振り直し。🐪2頭を支払って出目+-1どちらかに変更できる。
手持ちの✉契約タイルは条件となるリソースを支払えば達成だ。達成すると報酬もあるよ🎵
肝心のメインアクションだが、大きく分けると5つに分類される。
- 旅
- 契約タイルの獲得
- リソース類の獲得
- 恩寵
- コインの獲得
まずメインの「👣旅」。🗺マップ移動のことだ。
ここには🎲ダイスを2つ置く。チャートの小さい出目に対応する効果が発動する。
ルート上にも💰🐪コストが記されており、これらコストを支払えないと通行できない。
そして到達(停止)した都市に🎪商館を建ててターン終了。
大都市だとアクションスペースが利用できるようになり、小都市だとラウンド開始時に示された収入がもらえる。
大都市に🎪商館を建てると そこの都市カードのアクションスペースが利用可能になるが、どれもアイコン化されてるので解りやすいと思う。
次に「✉️契約タイルの獲得」。ここでは🎲出目以下のエリアから2枚までの✉️契約タイルを獲得できる。
個人ボードには未達成の✉契約タイルを2枚までしかストックできないので注意⚠️
この✉️契約タイルは手番中に条件のリソースを支払えば達成となり🚩報酬がもらえる。
ゲーム終了時に✉️契約タイルを最多で達成したプレイヤーには🎉ボーナスもあるゾ!
3つ目の「🐪リソース類の獲得」。
ここではチャートに従って、🎲ダイスの配置列と出目の列が交差した部分に書かれたリソースがもらえる。
🎲ダイスを2個以上置かなきゃならないスペースでは、小さい出目が対象になる。
「恩寵」エリアは、以前に置かれた🎲ダイス以上の出目を配置しなきゃならない制約がある。
ここにダイスを置けば出目に関わらず、🐪ラクダ2頭とグッズ(胡椒・絨毯・金塊)が1つもらえる。
最後の「コインの獲得」では💰5コインが手に入るぞ。
そして重要なのがアクションスペースのコスト。
すでにダイスが置いてあるスペースへは、追加コストを支払えばだれでも利用できる。
コストは自分のダイスの出目の数、💰コインを支払わなければならない。
ただし都市カードはどれも先着1名なので気をつけよう⚠️
また、それぞれのアクションスペースに同じ色のダイスを配置できない。
つまり それぞれのアクションスペースは各プレイヤー1回のみ実行できるわけだ。
黒ダイスはワイルドカラーのため、いくつでも重ねて配置できるよ。
あとフリーアクションで💰3コインを得るアクションがある。(紫の巾着)
ここには「∞」が記されており、ダイスをいくつ置いてもノーコストで実行できる。
さて、特筆すべき点はそれぞれのキャラクターにある。
どれも個性豊かで、ぶっちゃけるとチート能力の数々ww
セットアップ時、後手番のプレイヤーから1人を選択していく。
彼らの能力を最大限に活かしてゲームを有利に運ぼう。
セットアップ時には🃏目的カードが4枚配られ、そこから2枚を手札にする。
ここに記された都市に🎪商館を建てると🎉エンドボーナスがもらえる。ここも無理なく計画しておく必要があるね。
🇨🇳北京に到達すると🚩勝利点ももらえる。さらにゲーム終了時、余ったグッズ類が2つで1vpになる特典も与えられるよ。
手持ちにあるすべての🎲ダイスを使うとパス。全員がパスをしたら1ラウンド終了。
5ラウンドを過ごして、より多くの🚩勝利点を集めたプレイヤーの勝ちとなる。
拡張について
拡張【Agents of Venice】は部長未所有。
いろいろ調べてみると、次のコンポーネントが搭載されているようだ。
メインボードに並べる「ヴェニスの街ボード」。だいぶテーブルスペースを必要とするね💦
気になるのが付き人タイル。どうやら毎ラウンド. ランダムに6枚が並び、アクションによって獲得できるようだ。
獲得した付き人タイルはそのラウンド内のみ有効で、所有してるだけで効果が発動するものや、自分だけ独占できるアクションスペースとしても機能する。
ミニ拡張. 第2弾は、この【Agents of Venice】に追加される要素になっているようですゾ。
そして部長が持ってるのはミニ拡張. 第1弾。
コンポーネントは、新たなキャラクタータイル4枚、契約タイル4枚、都市ボーナスタイル1枚。
そして新たなアイテムの🎁ギフトタイル。
この🎁ギフトタイルを獲得するときは、おみくじのように裏向きの1枚を引く。
そこに描かれたアイコンのボーナスを受け取るのだが、どれもお得で魅力的✨
ミニ拡張だけあってセットアップ時のパターンが増える程度なんだけど、部長にとってはそれでも充分価値のある拡張だ。
やはり新しいキャラクターが登場すると人気の的ww
拡張【Agents of Venice】は入手難だが、まだこのミニ拡張は海外で流通してるようなので、気になる人はググってみてはどうだろう?
注意ポイント
1000回以上のテストプレイを試してから製品化に至ったという経緯もあってか、欠点と呼べる部分はないと思われる。
ただ都市カードのアクションは、事前にプレイヤー同士で把握しておいたほうが無難だろう。
これは【マルコポーロの旅路】に限らず、言語依存がないアイコン表記が多いボードゲームでは注意しなければならない。
これらアクションの効果をはき違えて、ゲーム途中で対戦相手の計画が破綻しちゃうと不憫なので、その点は怠らないようにしよう💡
勝利への鍵
3人以上で遊ぶときは旅が必須!
世論から「👣旅が強力じゃない」「👣旅を無視しても戦える」との声を👂ちらほら聞くのだが、部長の感覚ではそうは思わなかった。
おそらく目的地カードを遂行しなくても良い、という意見だと思われる。
たしかにこのゲームでは🎉エンドボーナスの期待に賭けるよりか、🚩途中点をしっかり稼いだほうが強い。
だが👣旅の目的は都市カードの利用や収入を増やすことにあり、👣旅をするなら目的地カードに沿ったほうがいいのだ。
3人以上だとアクションスペースの先取りに悩まされることが多い💦
🎪商館を建ててアクションスペースを増やしたり収入を得ておかないと、後半で打てる戦法が限られてしまう。
また、多人数で遊ぶと目的地カードの点差が決定的になってしまう。
3人以上で遊ぶとき、👣旅はきちんと計画したうえでプレイしてみよう。
まとめ・総評
⚜️ゴールデンギーク賞にノミネートされたり、ドイツゲームエキスパート部門で大賞に輝いただけあって、やはり何度遊んでも楽しめる良作だった👏
🎲ダイス運が気になる人はいるかもしれないが、ちゃんとコントロールできるシステムになってるし、出目の良し悪しが判別しづらいので一概に「運」とは呼びづらい点もある。
📃ルールも細分化されてないので説明しやすいし、一度遊んでみてはいかがでしょう💡
おそらく☕ボドゲカフェはどの店舗でも取り扱ってるくらい有名なんじゃないかな?
さすがに拡張までは用意されてないかもしれない(;^_^A
----
👇 👥S.ルチアーニ & D.タッシーニの ほかのゲームは こちらをチェック!
----