部長のおすすめボードゲーム/カードゲームを紹介! 第20弾は【ブラックアウト・香港】
部長のおすすめレビューとは?
部長の持論になるが、♜ボードゲームは卓を囲むメンバーの性格や経験値によって面白さが変化するものだと思っている。
そんな部長が何度も遊んで面白いと評価したボードゲーム/カードゲームを厳選。
ルールや注意点に拡張ゲーム、勝利するための鍵もレビューしていく。
珍しくて面白いボードゲームを探している人、末永く遊べる面白いボードゲームを探している人、難易度の高い遊びごたえのある面白いボードゲームを探している人は参考にどうぞ。
部長のおすすめレビュー第20弾は【ブラックアウト・香港】!
ボードゲームデータ
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2018年. 作品
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デザイナー ▶ 👤A.プフィスター
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重量級ボードゲーム
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プレイ人数 ▶ 1~4人用
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アークライトゲームズより日本語版が発売済み。
👇 Amazon でも発売中。
ドイツ部データ
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通算49プレイ
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内訳 2 / 3 人 ▶ 48 / 1 プレイ
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遊んだことのあるメンバー 11人
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部長の勝率 73%
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部長の平均スコア 70.49vp
個人ボードに加えてカードプレイエリアも必要なので、かなり広いテーブルスペースが求められる。
スペースの関係上、ドイツ部ではせいぜい2人が精いっぱいなので多人数プレイに恵まれていない。
7.8割がソロプレイで成り立ってるボードゲームなので、おそらく2人でも充分楽しめるんじゃないかと思い、いまに至る。
BGG投票ではベスト人数が3人と最も票が多い。けど、実際2人でも満足度は高い。
慣れると 2人でも⏰45~55分くらいで決着する。
ブラックアウト・香港ってどんなゲーム?
ざっくりルール
舞台となるのは🇭🇰香港。
1984年の電力ケーブル出火による大停電がテーマになっている。プレイヤーは停電した🇭🇰香港を復興すべく、⛑️ボランティアチームとなって貢献するのが目的だ。
さすが重量級だけあって📃ルール量は多いが、ラウンドの流れが個人ボードにも記載されている親切設計。
1ラウンド8ファイズに分割されている。
- ダイスロール・カードの選択
- カードのプレイ
- オブジェクティブ
- スカウト
- ボランティアの獲得
- クリーンアップ
- 復興
- リフレッシュハンド
順を追って説明していこう。
「ダイスロール・カードの選択」で、3つの🎲ダイスを振って🎯リソースロンデルの該当するアイコンに配置。
「カードのプレイ」にて全員で同時に🃏カードをプロットして一斉にオープン。カード効果に従って🔧リソースや💰コイン・またはアイテムを獲得する。
以降のフェイズからスタPから手番順に実行していく。
「オブジェクティブ」とは"目的"のこと。
オブジェクティブエリアにあるカードに記された🔧コストを支払って、そのカードを手札に加える。
このときメインボード上でカードの色に対応するスペースにキューブを配置。
しかし、すでに配置している自分のキューブに線上で隣接するように配置する。
次に「スカウト」。ここではキューブを置いているスペース近くにあるスカウトタイルの山を1つ選んで確認。
GPSトークンを支払ってスカウトタイルを獲得。スカウトタイルには報酬が書かれており、即座に獲得できる。
ユニークな点が、このGPSは手札のカードで補うことも可能だ。
🃏カードには0~2つのGPSが描かれており、公開することで不足分のGPSを補填できる。
ただし ここで公開したすべてのカードを裏向きにシャッフルし、左隣のプレイヤーが1枚を選択。選ばれたカードは🚑病院エリアへと送り込まなければならない。
この🚑病院エリアのカードは"ドクター"のカードを使って手札に回収できるが、🚑病院にいるままだとゲームから除外されてるのに等しいから注意しておこう。
「ボランティアの獲得」ではディスプレイに並ぶカードを💰購入できる。
購入したカードはオブジェクティブエリアに配置。即座に手札へと加わるわけではない💦
「クリーンアップ」でリソースの食料と飲料水が腐る。これらは持ち越せないのだ ( ゚Д゚) ※ 強制的に💰コインに変換されるよ。
メインとなる「復興」では、キューブがエリアを囲んでいたらテントコマを配置できる。
テントを配置すると🚩勝利点がもらえるのだが、該当するエリアにキューブを置いている全員に いくらかの🚩勝利点が与えられるのだ。
最後に「リフレッシュ」。手札が4枚以下の場合、カードプレイエリアで一番多くのカードが捨てられているスロット1つから🃏カードをすべて回収する。
ゲーム途中では4スロット目を開放したり、リフレッシュ時に手札が6枚以下で回収できるようになったりと、能力アップも図れるようになっている。
これらを駆使して🇭🇰香港の街を復興していこう。
このようにラウンドを繰り返し過ごして、サプライにあるカードの山札が尽きたら、その次が最終ラウンド。
最終決算ののち、より多くの🚩勝利点を集めたプレイヤーの勝ちとなる🎊
※ プレイヤー数によって準備するサプライの🃏カード枚数は異なる。
注意ポイント
今回部長が紹介しているのは🇬🇧英語版のため、🇯🇵日本語版とレイアウトが異なっている点に注意。
ビビッドカラー仕様になっており、視認性は良いらしいよ。(特に🇬🇧英語版が見づらいって印象はないけども)
それと初期手札に加える「S」と書かれたカードだが、「S」の表記がだいぶ小さくて判りづらい💦 サプライ用と混ぜて使用しないよう注意しよう。
さらにもう1点!
スカウトフェイズ時の🚑病院送りを決める🃏ババ抜きだが、カードが傷ついてるとバレる危険もあるため、カードはスリーブに入れて管理することをオススメします(。-`ω-)
🃏ババ抜きの方法を工夫すればその問題点は解決するかもだけどw
勝利への鍵
リソースを集めるならスカウトタイルで補う
このゲームは🔧リソースの産出が🎲ダイスによって決定される。
その不確定要素が計画を不安定にさせてくるのだが、🚛アイテムを使えば若干コントロールできるようになっているため、あながち運要素が高いわけではない。
だが🃏カードだけで🔧リソースを蓄えるのには限界があると部長は考える。
そこでリソースを集める手段として有効なのがスカウトタイル。
カードが🚑病院送りに遭うデメリットも潜んでいるが、あまり怯えなくてもいい。
むしろこのスカウトタイルは果敢に集めるようにしよう。
どの🔧リソースも持ってて無駄になることはほぼないため、たとえ必要でない🔧リソースでも集めておいたほうがよい。
部長はこのスカウトタイルを4.5枚は狙うようにしてて、おかげで勝率も高い。
1ラウンド目から積極的に集めていこう。
まとめ・総評
👤A.プフィスターは部長のお気に入りデザイナーのひとり。
この【ブラックアウト・香港】は彼のほかの作品と比べると、日本ではあまり評価されてない印象を受けたので、部長が大宣伝しておきましたよー!(――という想いが👤A.プフィスターに届く日が来るでしょうか?haha)
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*1:BGGより引用