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部長のボードゲームレビュー/ W.クラマー & R.シュタウペの【Xニムト】

部長のおすすめボードゲーム/カードゲームを紹介! 第22弾は【Xニムト】

ボードゲームレビュー

部長のおすすめカードゲーム

部長のおすすめレビューとは?

部長の持論になるが、♜ボードゲームは卓を囲むメンバーの性格や経験値によって面白さが変化するものだと思っている。

そんな部長何度も遊んで面白いと評価したボードゲーム/カードゲームを厳選。

ルールや注意点に拡張ゲーム、勝利するための鍵もレビューしていく。

珍しくて面白いボードゲームを探している人、末永く遊べる面白いボードゲームを探している人、難易度の高い遊びごたえのある面白いボードゲームを探している人は参考にどうぞ。

部長のおすすめレビュー第22弾は【Xニムト】!

Xニムト

Xニムト】 *1
ボードゲームデータ
  • 2016年. 作品
  • デザイナー ▶ 👥W.クラマー & R.シュタウペ
  • 軽量級カードゲーム
  • プレイ人数 ▶ 2~4人用
  • 日本語訳付きでメビウスゲームズから販売済み。
ドイツ部データ
  • 通算29プレイ
  • 内訳 2 / 3 / 4 人 ▶ 5 / 23 / 1 プレイ
  • 遊んだことのあるメンバー 13人
  • 部長の勝率 62%
  • 部長の平均スコア -17.07vp

Board Game Stats

Xニムト】プレイデータ

個人的には本家【ニムト】よりも評価が高い。

ニムト】は亜種作品がたくさん発表されているが、群を抜いてハイクラス。

運の要素を最大限にまで削ぎ落した形を求めて【Xニムト】に たどり着いたんじゃないだろうか💡

3人がベスト人数な気がしている。4人だとハプニングが多発してしまい、戦略性がやや薄まる印象を受けた(本家【ニムト】くらい)。

かなり【ニムト】慣れをしているドイツ部のメンバーでも、この【Xニムト】になると頭を抱えるメンバーが多いかもww

Xニムトってどんなゲーム?

Xニムト

プレイ風景。3人プレイにて。
ざっくりルール

[1~104]までの数字カードをシャッフルし、各プレイヤーに8枚ずつ配る。

列カードの[3.4.5]をタテに並べて、各列に場札として1枚ずつ配置しておく。

そして各プレイヤーの手元にXカードを1枚置く。

準備はこれだけだ。

Xニムト

ニムト】を知ってると📄ルールは理解しやすい。

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※【ニムト】を知ってる人はスキップ👇

ターン開始時、各プレイヤー手札から1枚ずつ裏向きに用意し、一斉にオープンする。

🃏数字の小さいカードから順に 場札として配置していくが、すでに置かれたカードが昇順になるよう配置していく。

ただし、より近い数字のとなりに並べること。

そして各列の先頭にある列カードの値(3.4.5)に該当する枚数を配置するとバースト🔥

すでにある列のすべてのカードを引き取って、🔥バーストの種となったカードを1枚目に並べる。

昇順で並べられない数字カードをプレイ場合は、任意の列からすべてのカードを引き取って、いまプレイしたカードを列の1枚目に配置する。

これを繰り返していくのだ。

Xニムト

昇順で並べられないので、任意の列すべてを回収して[66]を置く。

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では【Xニムト】ならではのルールを説明しよう👇。

場札を引き取ったとき、それらのカードから1枚を選んで自分の"Xライン"に並べる。

そして残りのカードは手札として回収するのだ。

※ 1枚しか引き取らなかった場合、強制的に"Xライン"に並べる。

さて、この"Xライン"、この列も昇順になるよう構築しなければならない。

もし昇順にできない場合は"Xライン"も🔥バーストとなり、すでにある列のカードを裏向きにしてXカードの下に忍ばす。

そして、いま獲得したカードを"Xライン"の1枚目に置く。

ターン終了時、だれかの手札が尽きてたらラウンド終了

残った手札は 各カードに描かれた🐮牛アイコン1つが-1vp

問題なのが、この裏向きに忍ばせたカードは 💔失点が2倍になってしまう💦

より💔失点の少ないプレイヤーの勝ちとなる🎊

Xニムト

Full リーチ!すべての列がバースト目前🔥💦
注意ポイント

やはり本家【ニムト】を遊んだことのないプレイヤーと、遊んだことのあるプレイヤーが卓を囲むと、遊んだことのあるプレイヤーのほうが有利である。

あと、【ニムト】を知ってる前提の📄インストにならなよう注意しよう。

Xニムト】は「上級者向けのニムト」と捉えて間違いないだろう。

ニムト】を知らない人がいたら、まずはそちらから先に遊んでもらったほうがいいだろう。

Xニムト

本家【ニムト】を知らないと🤕コテンパンにされるかも

勝利への鍵

"Xライン"はパズル感覚で丁寧に並べよう

このゲームの⚙メインエンジンは"Xライン"にある。

たとえ🔥バーストしても、この"Xライン"が美しく構築されていたら、結果💔失点を軽減できる。

やはりセオリーとして、小さい数字から丁寧に並べていったほうが良い。

さらに🐮牛が1頭描かれているカードを並べるようにして、🐮牛の多いカードは🔄リユースしてライバルに押し付けたほうが得策だろうか。

Xニムト

🔥バーストしなきゃ"Xライン"は強引でもオッケー👌 ~なわけない💦
カウンティングがとても重要!

🔥バーストすると手札に回収されるため、ゲームが進むにつれて全貌が明らかになってくるのが面白いところ。

特にゾロ目のカード群はだれの手元にあるか記憶しておいたほうがいいだろう。

プレイする列は、おそらく[3]の列に集中するようになるはずだ。

目まぐるしく🔥バーストするだろうから、注意深く🔍観察しておこう。

まとめ・総評

大人数で遊ぶのが【ニムト】であるのに対して、【Xニムト】は少人数で頭脳戦を楽しみたいときに向いている。

実際【ニムト】も🃏易しいカードゲームではなく、かなり戦略性が高く経験値が必要。

その【ニムト】が慣れてきたと感じているプレイヤーたちに【Xニムト】を おすすめしたい。

🃏カードゲームの奇才である👤R.シュタウペ。

アレンジが光ってるなー✨ おそらくこのゲームの味付けは、彼が施してるんじゃないかな(´▽`)

👥W.クラマー & R.シュタウペ。このコンビで今後もカードゲームを制作してもらいたい!

けどこれ以降、ひとつも作ってないよね(´-ω-`)

 

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👇 そのほか 👤W.クラマーのゲームは こちらをチェック!

arutaandruka.hatenablog.jp

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*1:BGGより引用